【関東第三十四番】幸野山 宝勝院 聖王寺 (夷隅不動尊) 〜いすみ鉄道沿線サイクリング(4)〜

宗派 天台宗
本尊 釈迦如来
三十六童子 善爾師童子
298-0123 いすみ市苅谷307




幸野山 宝勝院 聖王寺 〜夷隅不動尊〜  夷隅不動尊


さて国道465号、いすみ鉄道国吉駅前に戻り、
とても久しぶりに、
関東三十六不動霊場にお参りします。



不動堂  



元々は本多忠勝も、
大多喜城を整備する前には、
居城としていた万喜城。
この万喜城を美濃土岐氏が、
天正年間(1573〜91)に築城する際、
南西の裏鬼門にあたるここ苅谷原に
不動尊を祀ったのが始まりとされ、
寛永七年(1630)什俊阿闍梨が、
荒廃していた不動堂を再興し開山としたのが、
こちらの寺の開基とされております。
この地の第二十七代安閑天皇の「御幸」の伝説から、
山号を「幸野山」としたとか。
ん?、ちょっと待った、
安閑天皇って確か、継体天皇の皇子で、
66歳で即位して四年で崩御していたはず。
東国に行幸する暇などはなかったのでは。。。
(・・?




不動堂扁額横の天狗  不動堂内  




・・・さて閑話休題
こちらの不動堂の扁額の左右には、
この天狗お二人が睨みを利かせています。
南房総には飯綱権現を含む天狗伝説が多々あり、
その多くが不動明王と混同されている傾向があります。




本堂  第三十四番御朱印




本堂本尊は釈迦如来
御朱印をいただくと、ゾウの分まで、
冷たいお茶のペットボトル500mlの接待をいただき、
誠にありがとうございました。