観音茶屋

営業時間   10:00 〜 16:00
定休日  年中無休〈冬季期間 12月〜2月は不定休〉
368-0111 秩父郡小鹿野町飯田 2357




三峰口駅  新旧の秩父鉄道電車






第三十番・法雲寺から、
第三十一番・観音院は、
秩父三十三ヶ所内で、
最長の距離がありまして、
その間約18km余りで、
おそらく上り下りのある山道。
とりあえず白久駅前を左折し、
秩父鉄道終点の三峰口を、
ぐるりと回り込んで、
昨日の御宿しちこの近く、
秩父往還贄川宿場へ。





案山子の町・贄川宿場  手堀りのトンネル



贄川の古い宿場通りは、
「町おこし」なのか、
「案山子(かかし)の町」を名乗り、
そこかしこにカカシがいて、
正直かなり不気味で、
小さな子供が夜来たら、
トラウマになりそう。
こんな行き違いの出来ない、
手彫り感バリバリの、
トンネルもあったりして、
48歳のおっさんでも、
チョット怖い...。(・・;)




札所間最長距離の17kmを走る





予想よりも、
なだらかな上り下りで、
クイーンの「バイシクル・レース」を、
鼻歌交じりで走る、
親父チャリダー、チリンチリン♪




道の駅両神温泉薬師の湯   道の駅のサイクルラック




さて第三十番と第三十一番の、
ちょうど中間辺りに、
タイミングよく、
道の駅両神温泉薬師の湯
が、あります。
さすがに風呂には入れないけど、
サイクルラックもあるので、
ちょびっと小休憩。
売店で水のペットボトルを買うと、
同年輩の女性店員さんが、
私の笈摺姿を見てか、
第三十一番・観音堂まで、
自転車で通れる抜け道を、
ご丁寧に教えてくれました。



教わった脇道へ



おかげさまで快適に、
国道299号に出ました。
右折して500mで、
三田川郵便局前。
ここからはしゃーない、
えっちらおっちら、
約3kmの山上り...。




観音茶屋



次の札所まで、
後1kmという辺りで、
時刻はちょうど十二時半。
札所の公式休憩時間は、
すでに過ぎていますが、
ここで昼飯にしよか、ゾウ。
ここ一見お土産屋さんみたいやけど、
本格手打ちそばの店らしいで、
知らんけど。



店内  麺打ち室



テーブル席はお土産屋の、
売店の中に混沌とありますが、
小上がりの座敷は、
ちゃん奥にあるようです。
ガラス張の製麺室で、
蕎麦を打っている様子が見えます。
江戸時代から製法を変えない、
古式手打ちだそうで、
手でこね足で踏むという、
まるで饂飩のような打ち方。




観音そば[天ぷら](970円)




観音そば[天ぷら](970円)。





天ぷら  手打ちの乱切り蕎麦




天ぷらは揚げたてサクサクです。
蕎麦は田舎手打ちらしい乱切りタイプ。
こりゃすぐにのびちゃうけど、
茹で立てはとっても美味いです。




蕎麦を手繰る  蕎麦湯



う〜ん、秩父の蕎麦って、
これっていう標準がないのかも。
なぜか必ず海苔が載っているけど、
これは海が遠いから、
憧れなのかもしれへんな、
知らんけど。