数ヶ月前、小2の長男が
100円ショップでけん玉を買ってきたんです。
「どれどれ、父さん昔は結構、ならしたもんさな」
と取り上げてみると、流石は100円・・・。全然ダメ。
剣先に玉を入れても、先っちょに刺さるだけで、
奥まで届かないなんざ、失格です。
「日本けん玉協会」認定の「さくら2」って「本物」を、
赤(次男用)、青(長男用)、黒(私用)と三つ購入してみました。
「昔とった杵柄」ってやつを子供に見せて満足の私。
「大人は子供に手加減しない」が信条の私です。
負けず嫌いの長男の血を騒がせてしまったようで、
彼の練習は日夜約2ヶ月弱続いたようです。
この右上写真が今の三つのけん玉の様子です。
中央青が長男のけん玉です。玉のペイントはほとんど剥げ落ち、
本体の所々が青く染まっているのはまだしも、皿の角も、
玉を受け入れ易いように削れほぐれて丸くなっているんです。
玉に無数についている傷も滑り止めの役割をして、
今、私がやってみても、彼のけん玉が一番使い易くなってるほど・・・。
「もしかめ」という大皿と中皿をひたすら繰り返す技も、
自分のけん玉では200回が限界なんですが、このハゲっちょろけたボロボロの
青だったら何度でも出来そうです。
彼は、たった二ヶ月弱真剣にけん玉の練習をしていただけで、
けん玉の改良はその副産物なんです。
人の努力ってほんと素晴しいです。
・・・子供に教わることって本当に多いな。