加曽利貝塚

国指定特別史跡
264-0022 千葉市若葉区桜木町163
千葉市立加曽利貝塚博物館の公式サイト 
http://www.city.chiba.jp/education/edu/kasori/index_top_page.html


貝塚の断面





一昨年のちょうど今頃、家の近所を何気なく散歩していたら、
小さな貝塚がありました。
保存されている場所から、かなり離れた場所の空き地を
小枝でほじくってみると*1、貝や土器の破片がごろごろ出てきます。
当然、私の貝塚マイブームが始まったのは言うまでもありません。
いろいろな本や資料で必ず出てくるのがこの加曽利貝塚でした。
日本一、いや世界一の貝塚といわれている規模のもので、
縄文式土器に「加曽利〜式」という名称がつくほどなんです。
貝塚フェチ(?)になった私は都内近郊の貝塚は概ね見学してみました。
日本考古学発祥の地・大森貝塚はなんだかなーでした。なあ断腸!?
日本国はあまり日本考古学に対してにあまり興味がないみたい。
もっつたいないなぁ・・・。
私は「いつかはクラウン加曽利」とおもいながらも、
貝塚以外になんの見所も無い千葉市の加曽利は、
家族お出かけ会議に案を提出しても却下され続けてきたのです・・・。
そうこうしているうちに私の貝塚マイブームは
終わりを告げていたのですが、長男が小3となった今春、
彼の学校の社会の資料集に「貝塚」が載っていたのです!!。
ならば世界一を見に行こうと、教育にかこつけた私のマイブーム再来です。
いやー凄い規模です。深さも驚くほどです。
妻子をそっちのけで走りまわっちゃいました。
いやぁ〜いい。
この貝塚を形成させたのは七千五百年前から二千五百年前の人々です。
(この間なんと五千年!!!!)
たった千数百年前の空海さんを近く感じさせます。
子供たちも広大な原っぱと小川(坂月川)で大満足。
野生の雉が飛ぶ姿に妻も感嘆してました。

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*1:史跡等に保存されている場所は勝手に掘ったらダメですよ。法律で罰せられます。