「宗教常識の嘘」

関係ないけど、しだれ桜

宗教常識の嘘

宗教常識の嘘

これ、面白かったなぁ。
目次を紹介すると、


1.仏教は世界の三大宗教にあらず
2.キリスト教徒もアッラーを信仰している
3.イスラム教徒は断食しても痩せない
4.人は苦しいときには神を頼まない
5.世界最大の聖地はどこ?
6.イスラム教に聖職者はいない
7.聖典は読まれるためのものではない
8.坊さんは葬儀などあげなかった
9.森鴎外は戒名をつけていた
10.原理主義者は本来アメリカにしかいない
11.空海は今でも生きている
12.イスラム教徒になるのはとても簡単
13.本当は苦しい輪廻転生
14.お稲荷さんはインドの神様だ
15.内村鑑三は洗脳されてキリスト教徒になった
16.ムハンマドはセックスの後始末の方法まで示している
17.クリスマスはキリスト教の行事?
18.国鉄は神社を祀っていた!
19.ヨーロッパ人は仏教を怖れていた
20.隠れキリシタンは信仰を守れたのか?
21.明治神宮の創建は明治時代?
22.神父なのに結婚!?
23.宗教学は日本にしかない
24.キリスト教一神教か?
25.日本人は本当は一神教
26.一神教は風土の産物なのか
27.宗教は発祥の地に根づくとはかぎらない
28.新宗教なんて存在しない
29.宗教法人に課税できる!
30.パウロはイエスのことを知らなかった

・・・ね、面白そうでしょう。
「宗教音痴」の日本人には目からウロコってやつです。



でも日本人に「宗教音痴」が多いように、
宗教への「傍観者」も多いですよねぇ。



この本の中では、

特定の信仰の立場はたたず、
あくまで客観的、中立的に宗教現象をみていこうとする

・・・学問を「宗教学」として、

宗教学は日本にしかない

・・・としています。




江戸時代。
小日向の切支丹屋敷で、
外国のキリスト教徒達と接した
日本の知識人達は、
彼らが驚くべき高く広い科学知識を持ちながら、
おとぎ話のような宗教神話を、
疑うことなく実話と信じているその態度が、
とても不思議なものに思えたそうです。




そうですよねぇ。
今でもそんなに変らないかも??。
あちらでは進化論を否定している人が多いそうですから・・・。



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