おーっと、
アクセス解析によれば、
最近平日に毎日来て頂いている方の、
リモートホストの一つは、
私が学卒で就職試験を受けた会社さんじゃないですか。
私ひょっとしていたらあなたと同僚になっていたかもしれません。
その会社は、千葉県に本社がある会社としては、
上位数社に入る規模を誇る企業です。
それは私が大学四年生の秋。
バブルが弾ける寸前の、
今から15年近くも前の話です。
その会社の入社試験・・・。
筆記、面接をクリアし、健康診断まで受け、
残すは役員面接のみとなりました。
人事担当者によると、
これは顔合わせのようなものなので、
ここから先で落ちた前例は、ほぼないそうです。
そうは言われてもやはり緊張していた私。
ずらりと並んだ役員に、対面する学生たち。
なぜか私が一番奥に通されて、
常に最初に質問に答えます。
矢継ぎ早の質問は、どうにか、こうにか答えられました。
「そりでは最後にぃ、」と、
東北訛りの役員に質問を受けます。
役員「ちみたちのせーかつすんじょうはなにかにぃ?。」
私(ほえっ。『すんじょう』??。なんだそりゃ。『寸情』?
『四畳半襖の下張』??・・・・・・qあwせdrftgyふじこlp。。。)
私「恐れ入りますが、『すんじょう』とは、どういう意味でしょうか。」
役員「ちみには、せーかつすんじょうもないのかにぃ。(怒)」
この時点でやっと分かりました。
このおっさん。『生活信条』と、言っていたのね。
私の後の学生たちは、みんなちゃんと答えていました。
後日、役員面接を受けたほぼ全員に送られるという、
合格者のみにくる「内定」の通知・・・。
・・・私には、来ませんでした・・・(笑)。
でもね。
これで、私、「人生が変わった。」なんて思っていません。
(その当時はそう思っていましたが・・・。)
こういうのって、絶対なにかの理由のようなものがあって、
「ご縁」がなかっただけなんですよね。
その会社に入社していたら、
今より人生良かったかもなんて考えることは、まったくナンセンスです。
・・・だけど、ホント、人生ってやつは、
「後悔の詰め合わせ」みたいなものなのかもしれません。