今日の夕方、
外回りを終えて、
事業所への帰り道、
日比谷公園を通り抜けていると、
大きなスズカケやケキヤの木に、
赤いビニールテープで、
こんなお知らせのチラシと、
木のカルテが貼られていました。
要するにこれらの樹木は、
老齢の為、朽ちかけていて倒木の可能性があったり、
公園運営に「支障」のある樹木なので、
今月中に処理(=伐採)してしまうという訳です。
私は樹木の専門家ではないので、
パッと見ではまったく分かりません。
中に空洞があるんだかどうだか知りませんが、
まだまだ雄雄しい立派な木ばかりなので、
ともかくここ数年以内で、
簡単に倒れてしまうとは、
まったく思えぬものばかりです。
実際にもし、もっと年月を経たもので、
「保存に値する木」と判断・登録されれば、
必ずや何らかの措置がとられたことでしょう。
なのに、しかし、生きとし生ける、
我々の大先輩であるこの樹木達を、
「処理」の一言で切り倒すということ・・・。
これ「人間の驕り」なのではないでしょうか。
万一倒木した際、危険が生じる
幹線道路沿いならばまだ理解出来ます。
でもここは大きな日比谷公園の内です。
倒れて危険が生じる範囲を立ち入り禁止にするくらい、
なんてこともなく簡単に出来るはずです。
日比谷公園の生みの親であり、
「首かけイチョウ」に首をかけた、
本多静六博士が聞いたらなんと思うことだろう。
【2008.4.15追記】
私の「素人目」の見解、感想には、
明らかに誤りがありました。
日々のブログという特性上、
上記記事、及びその二の記事は訂正しませんが、
訂正の内容は下記のコメント欄を参照ください。
申し訳ありません。