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「武士道シックスティーン」ですっかり見直してしまった誉田哲也さん。
もう一本、最近文庫化されたばかりのこちらも読んで見ましょうか。
- 作者: 誉田哲也
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2010/02/09
- メディア: 文庫
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読む前の、事前情報では、
霊能力者が登場する、
サイキック的な作品のよう。
そこからどうなるの?。
得意のホラー的なミステリーか。
そもそもSFであるとして進行するのか、
それともオチを超常現象に逃げるのか。
とても難しい位置づけにある作品です。
冒頭、やはりオドロオドロしい「夢」の、
序章で始まった物語・・・。
なんだよ、いきなり初台の交差点で幽霊・・・??。
ちょっとがっかりとして読み進めると、
だんだんと現実にありえる事例が、
徐々にその超常現象に取り込まれていきます。
読み終えてみれば、
こりゃ、おっしゃる通りの、
ノンストップ・エンターテインメント。
お得意のシリーズ化もありえます。
いやいや面白かった。
誉田哲也さん、脂がのってきましたね。
まったく関係ありませんが
昭和四十四年(1969)で、私と同い年でした。
→ 幽霊の話
→ 次男の一句 その二
あんた誰? その → 一、二
さて、幽霊の話・・・。
・・・そうなんです。
目に見えるすべての人々が、
すべて生きている人間だとは限りません。
ただ、それに気付く事がなければ、
絶対に幽霊は見えないのです。
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