- 作者: 葉室麟
- 出版社/メーカー: 祥伝社
- 発売日: 2013/11/08
- メディア: 文庫
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文藝春秋社刊ではない直木賞受賞作。
葉室麟さんの作品を読むのはこれが初めてでした。
無実の罪で家譜編纂後の切腹を命じられている戸田秋谷。
この監視と編纂補助を命じられて切腹を逃れた檀野庄三郎。
清廉で爽やかな表現から物語は始まり、
徐々に権力闘争やどす黒い世界へと足を踏み入れ、
淡い恋心の描写も忘れない。。。
って、これ、藤沢周平の名作「蝉しぐれ」に似ているよね。。。
ま、同じセミつながりということで。(^O^)
冗談はさておき、久しぶりに読み応えのある時代小説でした。
あ、やっぱり映画化されるんだね。
日本映画の俳優って、役者数人しかいないのか。(ーー;)
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