元【東京】江戸御府内八十八ヶ所順打ち巡礼記【遍路】

習志野在住紀尾井町勤務の千葉都民。神社仏閣・歴史散歩、カメラ、自転車、バイクが趣味。ラーメン二郎(京成大久保店ホーム)・蕎麦が大好物。

「いのちなりけり」「花や散るらん」(文春文庫)



→ 「柚子の花咲く」(朝日文庫)
→ 「川あかり」(双葉文庫)
→ 「蜩ノ記」(祥伝社文庫)




さて、ご想像の通りに電話番なもので、
溜まりに貯まっている読書ネタの棚卸しセール。
今日は直近のマイブーム、葉室麟さんの、
珍しいシリーズもん二作。



いのちなりけり (文春文庫)

いのちなりけり (文春文庫)




春ごとに 花のさかりはありなめど 
あひ見むことは いのちなりけり



龍造寺家と鍋島家のお家騒動から始まり、
運命に弄ばれたかのように、
数奇な運命を辿る男女、雨宮蔵人と咲弥。
「天地に仕える」という蔵人。
凛として和歌に想いを託す咲弥。




何度生まれ変わろうとも
咲弥殿をお守りいたす





花や散るらん (文春文庫)

花や散るらん (文春文庫)





あの日、少女の頃に、
桜の下で出会った少年は、
あなただったのか。。。と、
やっと結ばれた二人ですが、
松之大廊下の刃傷事件に巻き込まれ、
またも離れ離れになってしまう。
嗚呼、こんな忠臣蔵の解釈もあったのか。。。と、
この元禄赤穂事件マニアのあっしもビックリの大作です。
こりゃ、ホント面白い二作でした。



いかにせん 都の春も惜しけれど
馴れし東の 花や散るらん