御影 沢の井

658-0046 神戸市東灘区御影本町4-12 阪神御影駅




さて今日も朝は神戸の事業所に出勤。
明日正式オープンするこちらの事業所。
午前中メールの返信等をしておりましたら、
よっぽど暇に見えたのか、
東京から施設準備の為に応援に来ていた、
総務の先輩に電気屋のお使いを頼まれました。





阪神御影駅





阪神御影駅南口の家電量販店で、
ミッションを完了した後、
駅の南口に寄り道をします。
そう、いつか阪神御影駅に来ることがあれば、
是非行ってみたい場所があったんです。




ガード脇  ガード下






南口を出てガードの脇を西に進みます。
ガード下の高架の柱と柱の間に、
一箇所、ぽっかりと異質な空間。





沢の井




こちらが御影の名の由来となった、
沢の井という池です。
神巧皇后が三韓遠征の凱旋の際に、
化粧直しで御姿を映されたという湧水泉。
後にこの地で掘り出された花崗岩が、
御影石という名になり、
またこの名水が灘の清酒を生み出します。






由来  改修碑





泉の手前には、二つの碑があり、
その歴史的な由来と、
戦争中に泉が防火用水の為に池となり、
また阪神大震災で決壊し、
復元された経緯が記されています。
由来碑の「三韓征伐」と、
記されているであろう碑文が、
なにやら石膏のようなもので、
塗りつぶされていたのが印象的です。




沢の井  投入禁止





池の水は澄んでいますが鯉や亀が泳ぎ、
底には日本伝統のお賽銭があります。
しかし管理者である御影財産区管理会は、
そのどちらも禁止しているようです。





沢の水  湧き出る水





今も滾々と清水の湧く沢の井。
残念ながら直接水に触れることも、
飲むことも汲むことも出来ません。





旨水館





ガード下の商店街、御影市場は、
別名が「旨水館」(しすいかん)。。。
どんだけ「旨い」(うまい)んやろ。
ほんま、飲んでみたいわ。