【秩父第二十番】法王山 岩之上堂

宗派 臨済宗南禅寺派
本尊 聖観世音菩薩
ご詠歌 苔むしろ しきてもとまれ 岩の上 玉のうてなも 朽ちはつる身を
368-0056 秩父市寺尾2169(内田孝夫様方) 




順礼古道  チャリをひいて上る


秩父橋から第二十番・岩ノ上堂。
蕎麦屋の女将さんに迂回路を聞き、
チャリをひいて細い坂道を上ります。


岩ノ上堂




第二十番・岩ノ上堂に着きました。
ゾウは山号寺号の石標の脇↘にいる、
ネコを写真に撮ろうと夢中です。



門前のネコ  まとわりつくネコ



痩せこけたネコですが、
首輪はしています。
とても人懐こい女の子でした。



観音堂  堂内の瓔珞



さて、こちらの、
法王山岩ノ上堂ですが、
現在ここには僧侶が不在で、
個人が所有するという、
秩父札所では特異なケース。
発祥もほとんど不明で、
応仁年間(1467-1469)には、
すでに堂宇は荒廃していて、
岩の上に本尊があったことから、
この名称になったとか。
現在の本堂は元禄十六年(1703)に、
現在こちらを所有する、
内田さんのご先祖が寄進したもので、
宝形造の堂内には、
煌びやかな瓔珞が下がります。



第20番朱印