公式サイト http://www.seishun.co.jp/book/22438/
この時以来半年ぶりの「人命がかかった緊急調査以来対応。。。
— makoto-jin-rei@レブル1100納車待ち (@makotojinrei) 2021年6月4日
何度関わっても慣れるものではないな。 https://t.co/ry8PSgSaMp
てな訳で、
あちらこちらの事業所に、
調査を依頼して、
折り返しの報告を待ったもので、
ランチもまともにとれずに終わり、
本日は貯金の読書=断酒ネタです。
(調査対象は今現在も不明のままです)
→ 「アル中ワンダーランド」(扶桑社文庫)
断酒1st 2013
→ 1M 、2M、3M
断酒2nd 2020~
→ ST、1W、1M、2M、3M、4M、5M、6M、
7M、8M、9M、10M、11M、1Y、
1Y1M、1Y2M、1Y3M、1Y4M、500D、1Y5M、1Y6M、1Y7M
【内容紹介】
あなたのお酒とのつきあい方、そろそろ見直してみませんか? 「自分はそんなに飲まないから大丈夫」と思っている人でも、毎日飲んでいるなら、それはすでに依存症の“危険サイン”が点灯した状態です。ただし、実はお酒を手放すのはそれほど難しくありません。お酒を遠ざける仕組みをつくり、自分の固定されていた考え方を少し変えるだけ。お酒を飲まなくなると、「お肌の調子がいい」「寝つきがよくなる」「お金が減らなくなる」などいいことだらけです。多くの患者を回復させてきた専門医が、アルコールの正体、正しいつきあい方、やめ方、そして飲み続けてしまったときのことを教えてくれます。
最近話題のこの本を読んでみました。
「そろそろ、お酒をやめようかな」と、
思った方が読む本であって、
「そろそろ、お酒をやめて一年八ヶ月」の、
ワタシが読む本ではないことは分かっています。
ただ、アルコール外来の専門医がいう、
禁酒のメソッドってやつを読んで見たかったのです。
【著者紹介】
垣渕洋一(かきぶちよういち)
東京アルコール医療総合センター・センター長。成増厚生病院副院長。医学博士。筑波大学大学院修了後、2003年より成増厚生病院附属の東京アルコール医療総合センターにて精神科医として勤務。最新の知見を応用した治療を行い、多くの回復者を送り出している。臨床のかたわら、学会や執筆、地域精神保健、産業精神保健、メディアでも活躍中。
「禁煙セラピー」でタバコをやめたワタシですが、
同じ著書の「禁酒セラピー」はダメでした。
内容の問題もありますが、
あの当時のワタシは、
まだ本気で「お酒をやめようかな」と、
思っていなかったんだと思いますし、
自分が「依存症」であることも、
「自覚」していませんでした。
さて、この本の内容ですが、
自分なりにいろいろと、
アルコール依存症を調べて、
自分がそれであることを自覚して、
キッパリやめたワタシには、
特に目新しい内容はありませんでしたが、
とてもよくまとまっていて、
さすがはベストセラーだと感心しました。
しかしなにはともあれ、まずはなんにしても、
自分が「アル中」「依存症」であることの、
「自覚」が必要になります。
「タバコを吸うと落ち着く、ホッとする」
というメカニズムは、
実は体内に欠乏していた、
ニコチンが入ったことの安堵感なんですが、
アルコールの多幸感も実は全く同じなんです。
ニコチンよりもアルコールが厄介なのは、
いろいろなことを前借する性質です。
多幸感、安心感、ワクワク感も前借で、
後に二日酔いで、不幸感、焦燥感、絶望感が、
利子を付けて帰って来ます。
眠くなるという作用ですら、
実は気絶に近く睡眠に入るだけの前借で、
その睡眠は浅いという借金が残ります。
これらの前借・借金により、
うつ病になる方も多数います。
またワタシが一番勘違いしていたのは、
酒のつまみの美味さです。
実は本当に美味いものは、
シラフで食べたほうが美味いのです。
食べ物が美味い。
良く眠れる。
健康になる。
金が貯まる。
ワタシはこれだけでも、
断酒は継続したいと思っています。
これを読んで、もし少しでも
「そろそろ、お酒やめようかな」と、
思った方は是非この本を読んでみて下さい。