西國三十三所順打ち巡礼記

旧・元【東京】江戸御府内八十八ヶ所順打ち巡礼記【遍路】

東海道五十三次・旧東海道サイクリング その四【蒲原〜由比〜興津〜江尻】 〜宮本商店 2号店〜

営業時間 7:00〜15:00
定休日 火曜日
424-0823 静岡市清水区島崎町149-50
公式サイト https://www.kasinoichi.com/blank-1



東海道五十三次旧東海道サイクリング
その一【日本橋〜平塚】 → 
その二【平塚〜三島】 → 、④
その三【三島〜蒲原】 → 




ロードバイクをバラして待つ  ロードバイク3台を積む



さて、東海道五十三次
旧東海道サイクリングの、
第四弾を決行します。
今回もいつものように、
三台のロードバイクを積み込み、
朝6時に習志野宅を出発。



東名から見えた富士山1  東名から見えた富士山2
東名から見えた富士山3  東名から見えた富士山4



しかしさすがは三連休の初日デス。
首都高3号線、東名下りが、
予想を上回る大渋滞。。。
高速を降りたり乗ったりを繰り返すも、
なかなか前には進めず、
助手席のワタシは、
富士山と戯れるくらいしか、
やることがありません。



東海道 東名混んでてすすまない
われ泣きぬれて富士とたはむる





イオンタウン蒲原の駐車場  新蒲原駅




なんと午前11時近くになって、
前回の中断地点である、
新蒲原駅前に到着しました。
駅前のイオンタウン蒲原の駐車場に、
プラドを停めまして、
自転車を降ろして組みました。
コチラは買い物をしなくても、
駐車をすることが可能で、
一日の上限料金が900円。







東海道五拾三次之内 蒲原 夜之雪
東海道五拾三次之内 蒲原 夜之雪』




本陣跡・佐藤家  和泉屋・お休み処



さて、11時10分、
蒲原宿に戻りまして、
ここから改めて旧東海道を、
お次の由比宿に向けて走ります。




道路上の東海道の案内  蒲原宿から由比宿へ走る


道路上にいくつかこの、
東海道➡︎」の案内がありました。
これがずーとあれば、
とっても助かるんだけど。。。
蒲原宿から由比宿への道は、
昔ながらの風情が残る、
どこか懐かしい風景デス。



東海道五拾三次之内 由井 薩埵嶺
東海道五拾三次之内 由井 薩埵嶺』



由比本陣公園1  由比本陣公園2



蒲原宿から二里十二里(9.2km)、
11時25分、由比宿に到着しました。
本陣は一つ、旅籠は三十二軒の、
小さな宿だったようです。
古くは「由井」「湯居」とも記したとか。
この由比本陣公園の中には、
東海道広重美術館もありますが、
今回は時間もないのでスルーします。



正雪紺屋



この染物屋・正雪紺屋が、
幕府転覆を企てて処刑された、
由比正雪の実家とされています。
近くには清酒・正雪を製造している。
造酒屋もありました。


弥次さん?喜多さん?




由比宿から薩埵峠方面へ




さて、由比宿から薩埵峠方面へ。
古くは海岸線に道を作ることが出来ず、
本来の東海道はこの薩埵峠になります。




薩埵峠を回避して太平洋岸自転車道へ  歩道橋を渡り太平洋岸自転車道へ



しかし現在の薩埵峠は、
ハイキングコースになっていて、
自転車の通行が困難なようなので、
今は海岸線の国道1号線に並んで通る、
太平洋岸自転車道に、
歩道橋を渡って迂回します。




歩道橋から見た富士山  太平洋岸自転車道



歩道橋から振り返り見た富士山。
太平洋岸自転車道は、
細くなったり太くなったりの繰り返してで、
一部には自転車同士の、
すれ違いも困難な箇所があります。



興津川河口からみた富士山



太平洋岸自転車道の途中、
興津川河口の海岸に出て望む、
富士山の絶景。
嗚呼、この風景を見て心躍る、
日本人に生まれてよかった。



東海道五拾三次之内 興津 興津川
東海道五拾三次之内 興津 興津川




興津宿  興津宿案内板



由比宿から一里二町(4.1km)、
興津宿に到着したのは12時05分。
本陣は二つ、旅籠数は三十四軒。
狭い立地ながらも、
往時は賑わっていたそうですが、
今はあまりその面影はありません。





細井野松原



江尻宿が設置された際に、
二代将軍徳川秀忠の命で植えられた、
この「細井野松原」ですが、
太平洋戦争で航空機燃料代替の、
松根油の為に伐採されてしまったんだとか。
現在のこの松は戦後に植樹されたもののようです。



清水駅前銀座商店街  清水駅



さて、江尻宿に向かう前に、
まずは肝心な腹拵え。
清水駅前銀座商店街に向かうも、
ランチで営業している店が少なく、
清水駅前を迂回して清水港方面へ。



清水魚市場いちば館入口  清水魚市場いちば館館内



まずは、清水港、
清水魚市場河岸の市・いちば館の、
館内をぶらりと徘徊しますが、
自転車旅の途中なのでお土産物は買えません。



清水魚市場いちば館から見た清水港



清水魚市場河岸の市から見た清水港。



宮本商店2号店



結局は、清水魚市場河岸の市に隣接する、
宮本商店2号店に入店したのは13時丁度。



店頭のメニュー1  店頭のメニュー2



所謂、観光地の食堂なので、
正直あまり期待はしておりません。



5種丼メニュー  単品メニュー



やはり清水由比特産の名物が食べたいので、
この5種丼と単品で桜えびのかき揚げをお願いします。




5種丼(1900円+税)+桜えびかき揚げ(440円)




5種丼(1900円+税)+桜えびかき揚げ(440円)。




5種丼  桜えびかき揚げ




メバチマグロ、本マグロ、
赤エビ、生しらす、生桜エビの5種丼は、
思っていた以上に美味しかった。
桜えびのかき揚げも揚げたてサクサクで、
全く油臭くなくてとても美味しい。
この値段なら大満足だな。
てか、自分久しぶりのご飯粒と、
かき揚げでとても美味しく感じたのかも😅






東海道五拾三次之内 江尻 三保遠望
東海道五拾三次之内 江尻 三保遠望』



江尻宿寺尾本陣跡  江尻宿寺尾本陣の沿革
江尻宿案内板



さて閑話休題
サイクリングに戻りまして、
興津宿から二里二十五町(10.6km)の、
江尻宿に到着したのは13時55分。
本陣二つ、旅籠五十軒の大きな宿場。






旧東海道記念碑



さて、江尻宿から府中宿を目指しますが、
おそらくタイムリミットは16時前後でしょう。
出来るだけ足早に進もうと、
今は東海道国鉄の操車場で消えてしまった、
旧東海道記念碑を見学してから、
トンネルで東海道線の北側に出ました。
しかしこの線路側を静岡方面へ走行中に、
予期せぬアクシデントが発生しまして、
ゾウとMatt.Jさんが接触してしまい、
二人ともに落車をしてしまいます。
Matt.Jさんは軽傷のようですが、
ゾウは肋骨を痛めてしまったようで、
これ以上の自転車の走行は不可能のよう。



東静岡駅まで自転車をひいて歩く



とりあえず最も近い東静岡駅まで、
三人自転車をひいて歩きました。



東静岡北口  



東静岡駅北口に到着したのは14時55分。
ここから自転車を輪行袋に詰めて、
電車で新蒲原駅に戻ろうとしましたが、
ゾウはどうやら自転車をバラすことも、
輪行袋に詰めることも出来そうにありません。



東静岡駅  東静岡駅から東海道線で新蒲原駅に戻る



仕方がないので、Matt.Jさんにゾウを頼み、
ワタシ一人で電車に乗って新蒲原駅に戻り、
プラドを運転して東静岡駅に戻ることにしました。



プラドに自転車3台を積む




16時30分、慣れないプラドを運転して、
どうにか東静岡駅に戻りまして、
二人と3台の自転車を回収しました。
てな訳で今回はサイクリングの、
走行データ等もありません。




海老名SA上り  メロンパン




結局、帰り道もワタシが運転することになりました。
朝ほどではないにしろやはり東名は大渋滞で、
19時に海老名SAに立ち寄りまして、
お土産購入と軽食を取り、
21時過ぎに習志野に到着しました。
帰宅後も心配していたゾウの怪我デスが、
次の日連絡を取ってみると、
意外にもぐっすり睡眠出来たようで、
朝にはかなり落ち着いたそうデスので、
どうかご心配なく。












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